投手の成績は、先発投手と途中から投げる救援投手で注目する数字が少し違います。防御率を基本に、勝敗、セーブ、ホールド、WHIPを見ていきます。
目次
防御率は9回あたりの自責点
防御率は、その投手が9回を投げたとすると、平均で何点の自責点を与えるかを表します。自責点は、守備の失策による影響を除き、投手の責任とされる失点です。
100回を投げて自責点20
20 × 9 ÷ 100 = 防御率1.80
投球回の「6.1回」は6.1という小数ではなく、6回と1アウトを表します。計算するときは3アウトで1回として扱います。
勝利投手と敗戦投手
勝利投手は、勝ったチームの投手の中から公式記録の条件に従って決まります。先発投手が勝利投手になるには、通常は5回以上を投げることが必要です。
投手が良い投球をしても、味方が得点できなければ勝利が付かないことがあります。勝敗だけで投球内容のすべては判断できません。
セーブは最後を守った投手の記録
セーブは、勝っている試合の終盤に登板し、リードを守って試合を終えた救援投手に付く記録です。登板時の点差、走者、投球回などの条件があります。
セーブを多く担当する投手は「抑え」や「クローザー」と呼ばれます。
ホールドは勝利へつなぐ記録
ホールドは、先発投手と抑え投手の間をつなぎ、リードや同点の状況を保った救援投手に付く記録です。こちらも登板状況などの条件があります。
試合の途中で重要な打者を抑えた投手の働きを見つけやすい数字です。
WHIPは1回あたりに出した走者
WHIPは「投球回あたりの与四球と被安打」を表す英語の頭文字です。死球や失策で出た走者は計算に含みません。
120回、与四球30、被安打90
(30+90)÷120 = WHIP 1.00
数値が低いほど、一つの回に走者を出す数が少なかったことを表します。
役割に合った数字を見る
先発投手は投球回や防御率、救援投手はホールドやセーブにも注目します。勝敗だけでなく、複数の数字を見ると投手の働きがわかりやすくなります。
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参考
項目名と公式記録はNPB.jp 2026年度公式戦成績を確認しました。セーブやホールドの正式な判定は、その年度の公式規則に従います。